一冊堂の図書室

 


 

 

 「電子書籍」の時代がやってきましたが、まだその中心は文字です。その文字はいつ生まれたの? 最初は何に書いたの? 印刷技術はどんな発達をしてきたの? 本ができるまで、また、本と関わる人は?

 といった、書物に関わるさまざまな疑問に答えることができるよう、書籍や資料を収集しています。

 

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 裏読みではなく、深読み・無茶読みし、テクスト論的な楽しみで深い主張をえぐりだす、そのきっかけづくりとなるテーマを設定した本棚。


■ テーマはゴジラ ■

 かつて、たい焼きをめぐり、直木賞作家で演劇評論家の安藤鶴夫と監督で食道楽で知られる山本嘉次郎が、東京3大たい焼き店のひとつ「わかば」のたい焼で大真面目に論争した。
 一個(1枚が正解?)100円余のたかが“たい焼き”にである。
 巷にまで広がったたい焼き論は、1匹焼きは絶滅危惧種の「天然物」で、鉄板の上で8個、10個と大量に生産されるものを「養殖物」とまで定義されるようになってしまった。

 たかが“たい焼き”に対する思い入れを語る。それに比べ数万トン100m余のゴジラを俎上に上げて、さまざまに論じられることに何の異論があるだろうか。
 映画のゴジラオタクではないけれどゴジラファンであることから、とうとうG2研究所を設立させてしまったのである。

 

 テクスト論/ゴジラ

 

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取り上げている書籍は、一冊堂・図書室(岡山県美咲町)で閲覧できるよう公開の準備をしています。

 

 

 

 

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