インターネットを活用しつつ、あえて紙の本にこだわって……


 

 

 

 「知的好奇心」が貴族や武士という支配層から商人、町人へと移り始めた近世。その各時代を、「知の源泉」からながめると、「知の継承 」 → 「知の 創造」 → 「知の発信」という「知の連鎖」で紡がれた世界が見えてきます。その知的営みが熟成した江戸時代になると、「連」という知的コミュニティが花を咲かせます。

 

 その「連」を追究し、現代のネットワーク社会の中に開花させる、新しい知のネットワークを探求し構築してまいります。

 

 その手始めに、江戸時代の知的ネットワークの理解を深めていくため、その手がかりとなる50のキーワードを抽出する「江戸の知:キーワード50」シリーズを発行する準備を進めています。

 

 

 

 出版にあたっては、「ネット上で読む場合は無料とし、書物で読みたい読者には有料で製本して提供する」という、新たな試みを検討しています。インターネット時代にあわせた新しい著作権の考え方です。ですから執筆者も、そのことに賛同していただける方にお願いすることとして企画を進めています。

 

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